実録!恐怖の接客Vol2 地獄の悪臭に包まれてしまった店内!

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店員Kです!

今回は恐怖の接客事例第2弾!
”悪臭に包まれてしまった店内”。

お店をご利用されるお客様には色々なタイプの方が
いらっしゃいます。

今回ご紹介する恐怖の実体験で言う”悪臭”とは
加齢臭だとか、汗のにおいだとか、化粧のニオイだとか
そういうレベルではありません。

そんなモノ、全てを超えてしまった、
本当に大気汚染レベルの事例でした。

飲食店であれば、
入り口で声を掛けられて、入店すらできなかったと
思います。

多少のニオイは人間、仕方のないものです。
ですが、あの時のあの方のニオイは、
ちょっと酷すぎでしたね。

どんな悲惨な状況だったかは、下をお読みくだされば
分ると思います(汗)

接客業は、本当に大変ですし、
時々目を疑うような光景に遭遇することがあります。。

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店内の環境

お店において、店内の環境維持はとても大切です。
例えば、異様に暑かったり、寒かったりしてしまうのは良くないですし、
悪臭がしていても、お客さんは「この店居心地が悪いな」と
思ってしまい、滞在時間が短くなります。

今回のご紹介するケースでは
その”環境”を破壊する、ある意味では非常に迷惑なケースでした。。

”汚染”レベルの脅威襲来

ある日の昼すぎ。その方はやってきました。
休日だったと思います。

しかし、その男性客が入ってきて、私は
警戒モード(?)になりました。

異様に長い髪、
薄汚れた格好。
そして緑色(?)に変色した手。

そう、明らかに数日間お風呂に入っていないタイプの方で、
とんでもない悪臭を漂わせてのご来店。

恐らくは失礼ながら、浮浪者系のお客様
だったのだと思います。

最後にお風呂に入ったのが数日前だ!という場合でも
あそこまで凄いことにはならないと思います。
恐らくは1週間以上、入浴などしていないのだと思います。
(文章だけじゃ伝わりにくいですが、本当に酷かった!)

恐ろしいまでのニオイ

その方が店内に入ってきたとたん、店内は恐ろしいまでの
悪臭に包まれました。
悪口でも冗談でもなく、本当にとんでもなく酷いニオイでした。
生き物が腐ったようなニオイというか…
何て言えばいいんでしょう?
本当に臭かった…。

汗だとか、体臭だとか、加齢臭だとか、そういうニオイじゃありません。
一言で言うならば”異様”

あのまま飲食店に入れば100パーセント、入り口で止められて
入店を拒否されるでしょうし、
交番の前を通れば、声をかけられる、、
そんなぐらいのニオイです。

本当にそんなヤツいたのかよ?と思われそうですが
本当に居たんです。夢じゃありません。

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逃げていくお客さん…

あのお客さんのニオイは、他のお客様にも影響を与えました。
まず、そのお客さんの前に居た家族連れが、
そそくさと帰っていったのを今でも忘れません。

そして、後から入ってきた小学生が言いました。
「なんか、臭くね?」と。
ごもっともです。

本当に、恐ろしいぐらいに臭かった…。

その小学生たちはすぐに帰っていきました。

そうです。
そのお客さん(悪臭の方)が居るだけで他のお客さんは
すぐにお店から出て行ってしまい、営業上の妨害にも
なっていたのです。

ちなみに、私の旧勤務先は狭い店舗だったので、
そのお客さんが店内のどこかに居るだけで全体に
ニオイが充満する状態です
(サイズはたぶん、コンビニぐらいですかね)

そういう方に限って…

そして、残念なことにこういう方に限って、
お店に長居するものです。
この方は退店までに30分ぐらいかかりましたね…。
長々と店内をウロウロされていたわけです

その間にお店に来てくれたお客様は皆さん、
すぐに退店していきました。
まぁ…あのニオイでは仕方のないことです

お店側も対応はしました…

勿論、お店側も対策はしました。
直接お客様にやんわりとニオイのことを指摘しても
良かったのですが、自然に出て行ってくださるのを
待つのが一番良策、という当時の店長の判断に従い、待つことに…

店長は閉めていた自動ドアを全開にして、
少しでもニオイが外に出て行くようにしていました。

…が、それでもニオイが充満するほど、
とんでもないニオイだったのでした…。

店長はカウンター側からうちわで扇いだりも
していましたが、効果はナシ!

あのニオイの前では何をしても無駄だったのです。

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そしてその方は…

その方は徘徊すること30分。
何かのゲームソフトを手に持ち、今度はレジの近くを
徘徊し始めました。。

あまりのニオイに当時の店長は接客もしたくなかったのでしょう。
奥の事務所に引っ込んでいってしまったので
私が接客することに。

結局その方はプレイステーション3のゲームソフト「侍道3」と
いうのを中古で1980円(当時)で購入していきました^^

ゲームソフト買うお金があるなら、
お風呂に入りなさいな!

そして購入したお客さんは会計を終えると
ようやく店の外に出て行きました。

商品を購入して頂けるのは良いのですが、
正直、あそこまでのニオイを漂わせて
来店されてしまっては、
営業妨害でしかありません…。

問題の方が去った後…

そして、その方が去った後にも、
強烈すぎるニオイはお店の中に充満していました。
とは言え、既に自動ドアを店長が全開にしていたので、
あとはニオイが抜けるのを待つしかなく、
地獄のような時間を過ごしました。

確か、ニオイが完全に抜けるまで数十分は
かかったと思います。

ソレほどまでに”異常”なニオイでした。

正直なところ、店員Kの人生であれほどまでに
酷いのはこのケース1回だけです。

この件のその後

ニオイの充満が抜けたあとは、何事も無かったかの
ようにいつも通りの営業していました(汗)

ちなみに、このお客さんはそれ以降
見かけていません。
当時、常連化してしまったらどうしよう…と
思っていましたが、それ以降は見かけていないので
安心しました。

正直なところ、もしもこのお客様が定期的に
来店されるようになってしまったら、
ニオイについてご指摘するしかないと思ってましたので、
その心配がなくなったのはとても精神的には
救われました。。。

この件の対応について

その方は商品を一つ購入してくださったのですが、
後から考えてみると、そのお客様が来店された時点で
指摘するべきだったと思います。

勿論、当時の店長の方針なので、当時はそれで
仕方が無かったのですが、
すぐに出て行くだろう、などと思っていたら30分ぐらい
居座られてしまいましたし、
結果として、その間にやってきたお客様たちには
不快な思いをさせてしまったわけですから、
この件の対応については少し失敗だった、
そう思っています。

お店は、お客様の快適な環境維持も仕事のひとつですから
こういった、常識外れに迷惑をかけるような方には
ちゃんと言うべきでしたね…

迷惑行為のお客様は…

直接的に迷惑行為をするお客様や、今回のように環境上、
迷惑行為をしているお客様には、お店側も一声かけることぐらいは
したほうが良いですね。
迷惑行為をされても黙っているのは、お店の正しい姿ではありません。

お店や、他のお客様にご迷惑をかける方には、
時には退店していただいたり、そう言った対応も必要になってきます。
お客さんを追い出す!というと人聞き悪く聞こえますが
やむを得ない場合があるのも事実。

↑のケースではそのまま放っておきましたが、
もしも次に来たら入店拒否をするつもりでした…。

まとめ

ニオイぐらいでそんなこと…と思う方もいるかもしれないですが、
この方の場合は本当に酷かったのです。
とにかく、想像を絶するぐらいのニオイです。
今まで長年接客をやってきて、ニオイで問題がある!と
考えたのは今のところこの方一人です。

世の中、色々な方がいるものですね…

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