固定電話導入方法と手順+煩い営業電話を駆逐する方法

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店員Kです!

今回は開業までに準備しておきたいものの一つ、
”電話回線”について詳しくご説明しますね。

電話。
お店や事務所にとっては必要なものです。

「え?携帯でも良いじゃん!」と思われるかも
知れませんが、色々な面で携帯電話だと不都合が生じます。

そこで、今日は
携帯電話だと何が不都合なのか?という点と
固定電話の導入方法について順に説明していきます!

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携帯電話だと何故ダメなのか?

今の時代は固定電話より携帯電話。

その気持ち、わかりますわかります。
私も携帯電話世代ですし、プライベートで固定電話など
ほとんど使いませんからね。。

じゃあ、携帯電話で良いのでは??

いえいえ、
プライベートに使うのと、
商売で使うのは別問題なのです。

では、何がダメなのか。

信用面

ザンネンながら世間的には”携帯電話”の方が”固定電話”より
信頼がありません。

ましてや商売であれば尚更。
周りのお店や会社を見てみてください。
携帯電話の番号を会社やお店の番号として載せているところなど
ありませんよね?

それに、貴方がお店で買い物して、レシートに携帯電話の番号らしき
080-~的なのが掲載されていたら「ん??」って
思いませんか??

そういうことなのです。
世間的に店や事務所は「固定電話」と決まってしまっています

加えて、独立するまでに色々な書類申請や手続きなどを
することになると思いますが
何かと「固定電話」の番号を求められます。

私の場合、
・古物商の許可申請をしたとき
・郵便局と契約(料金後納郵便)したとき

などなど、契約する相手によっては
”固定電話”前提で話を進めてくる場合も多いです。

なので、どこの物件でお店を開くかを決定したら、
早めに電話回線の確保に動き出す方が良いと思います。

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プライベートとの切り替え

携帯電話の番号をお店や事務所の番号として公開する。
・・・これをやってしまうと、
プライベートで使っている携帯電話に仕事上の電話などが
来るようになってしまい、プライベートと仕事の切り替えが
出来なくなってしまいます。

やっぱり、自分の携帯やスマホは
プライベートの為に使いたいものではありませんか??

複数台持てば・・・と考えるのであれば
そのお金で固定電話を導入した方が
商売にはプラスです。

例外…

例外として、特定の拠点を持たず、常に移動するような
個人事業主の場合は、固定電話は要らないですね。
まさか、固定電話を持って移動するわけにはいきませんから・・・。

そういう業種の場合であれば仕事用の携帯電話を契約して
それを利用するのが良いかと思います。

ただ、この場合もできればプライベートの電話とは
分けることをおすすめしますが。。

固定電話開通の手順!

それでは、固定電話設置の手順をご紹介していきますね。
まず、固定電話の種類には
「一般電話」「ひかり電話」「IP電話」があります。

厳密に言えばもっと細かいのもありますが、
とりあえずこの3つだけ押さえておけば大丈夫でしょう。

一般電話

一番一般的な電話ですね。電話線をつないで電話するタイプです。
電話線はほとんどの建物に既に通っているので、
NTTドコモに申込みして、簡単な工事を建物内で行うだけで
電話できるようになります。

勿論、場合によっては電話線工事が必要になる可能性もあるので、
申し込み前に住所を伝えて、ドコモ側に確認してもらえば確実です。

導入の流れは
ドコモ(もしくは業者)に連絡をし、
そのあと工事日を相談して決定、
当日工事にやってきて(1時間以内で終わりました)
工事終了後、電話が使えるようになる、、と言う具合です。

料金などは各会社のサイトを確認してくださいね。
ドコモのサイトはこちら

通話料金はひかりなどに比べると少し高めですが、
設置は一番簡単にできる方法です。

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ひかり電話

ひかり電話、その名の通り光回線を使う電話です。
利用には光ファイバーの回線の契約(フレッツ光など)を契約し、
そのあとに専門の機器を導入することで、利用可能になります。

借りた建物に「光」の回線が既に通っていれば工事料金などが安くなったり、
開通までの期間が短く済むので確認してみましょう。

建物内に↓の写真のようなアダプターがあれば、


それをそのまま使える可能性があります。

IP電話

インターネット回線を利用した電話方法ですね。
既にネット回線の契約をしている場合、そのサービスの一環で
使える場合もあります。
IP電話申し込みの際は、インターネットの業者に連絡して
申し込むことで専用の危機を設置→利用開始、という流れに
なるかと思います。

結局はどうすれば…?

簡単にまとめると
・業者に連絡
・工事日を決定し、工事をする
・開通!
という流れですね。。

工事の場合は立ち合いが必要になるかと思います。

なるべく早く、電話を利用開始したい+
なるべく簡単に電話関係を終わらせたい という場合は
電話加入権ドットコムという会社を
利用すると良いと思います。

私はココを利用しましたが、
その日のうちに「電話番号」を貰えて、1週間後には電話が利用可能になりました。

電話機を用意する!

せっかく電話が開通しても、電話機が無ければ電話できません。
契約時のキャンペーンなどで電話機をプレゼントしてくれることもありますが、
無い場合は、自分で別途電話機を用意しなくてはなりません。

電話機はホームセンターやアマゾンなどのネットショップですぐに
手に入りますよ。

”留守電機能”無しであれば5000円以下で買えるのではないでしょうか?
FXA機能つきでも2万もあれば十分です。

ちなみにですが、
開通工事前に電話機を用意しておくことをおすすめします。

工事当日に電話機があれば、工事業者の方がついでにつないでくれますから…。

どんな電話機を選べば?

それほど高価なものでなくても良いと思います。
あくまで「固定電話の番号」があって「電話できる」という状態に
することが目的ですから。。

実際に導入しても、それほど頻繁には使いません。
最初にかかってくるのはセールス系の電話ばかりですし(笑

留守電機能も別にいらないと思います。

お店の電話に電話して、留守電にメッセージを入れてください!って
言われたことはないですよね?
なので、必要無いです。お好みで良いかと。。

店員Kの場合

私が導入した電話機をご紹介しておきますね。

あくまでも一例ですので
下の電話が正解!と言うわけではありませんよ。

私は↑のファックス昨日付きの電話機を導入しました。

念のためファックスも使えた方が良いかな・・・と。
結局勧誘の連絡しかFAXも使っていないので
別に要らなかったかな、、とも思いますが。。

とりあえず最低限の電話・FAX昨日は揃っているので
今のところ不便なく使えています。

導入後

電話機を用意し、工事も完了したら固定電話の設置は終了です!
最後に導入後について少しだけお話しておきますね。。

支払は?

支払方法は契約形式にもよりますが、
口座振替やクレジットカード、請求書によるコンビニなどでの支払、
いずれかになるでしょう。。

契約時に選択できる(後から変更もできます)ので、
自分で一番お好みのものを選びましょう。

最初にかかってくる電話は?

固定電話導入直後、
どこから聞きつけるのか、セールスからの電話が
大量にかかってきます。

「うるせぇ!」と言いたくなるぐらいに・・・

まぁ、最初の1か月を乗り切れば営業電話の数もかなり減るので、
最初はかなりの数かかってきますが、我慢しましょう。
1か月ちょっとの辛抱です。
必ず営業電話は減っていきますのでご安心を。

あとは、名刺やお店のレシート、ホームページなどに電話番号を
載せておけば、次第にちゃんと用件のある人から
電話がかかってくるようになりますよ。

営業電話の駆逐方法!

営業電話。中には魅力的な内容もあるかもしれませんが、
大抵は”用無し”です。
こちらが開業前、もしくは開業直後であることもお構いなしに
平気で色々契約させようとしてきます。
忙しい中、時間も消費させられて、
もはや、害悪と言っても良いでしょう。

効率よくなるべく時間をかけずに撃退したいですよね?

「電話に出ない」というのは、
中には大事な電話もあると思うのでおすすめしません。

なので一度は出ましょう。

(留守電機能がある電話であれば、大事な人は用件を言うはずなので
スルーしてもOKですが)

電話に出て、何らかの勧誘電話だった場合、
彼らは話をなかなか切りません。
断っても「え、でも~」みたいな五月蠅いことを言い始めます。

それに乗ってはいけません。
○○日○○時にお伺いしたい~ これも乗ってはいけません。

必ず断りましょう。

1回店に来られると、かなり時間がかかりますから。

おすすめの方法は
「今、忙しいので結構です」とだけ伝えて電話を切る方法。
向こうはそれでも何か言ってますが、お構いなしに受話器を置いてください。

再度かけてくる業者はまずいません。

また、それさえも面倒であれば、
相手が○○ですけど~と名乗り、セールスであることが分かった時点で
何も言わず受話器を置いてください。
この方法でも2度と、その会社からは電話をかけ直して来たりはしないはずです。

彼らも話を聞いてくれない人に2度電話をかけるほど
暇じゃありませんからね。。

まぁ、とにかく「相手にしない」ことです。
まともに話し合うだけ時間の無駄ですから。。

まとめ

色々と書きましたが、大事なのは自営業として事業をする際には
信頼面から「固定電話」の導入は必須!ということですね。。

連絡→導入までには1、2週間
(ひかりの場合は工事が混んでいてもっとかかる場合も)
かかることがあるので、必ず、商売する場所が決まったら
早めに手配をして、開店当日までには固定電話を使えるような
環境を整えておきましょう!

本日は以上です!

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