店長だって休みたい!店長が休むための3つの調整 目指せ週休2日

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店員Kです!

お店の店長になるとなかなか思うように休めないものです。
中には、休まずに働き続ける店長もいるほど。

しかしながら、やはり”休まない”というのは体に毒です。
そして、ストレスなどがたまり、結果的にアルバイトスタッフさん達に
きつくあたってしまったり、仕事の作業効率が落ちたりして、
お店にとって”大きなマイナス”になることもあります。

そこで、元店長の私はあえて言います。
”ちゃんと週休二日 休むことを目指しましょう”とー。

ちゃんと休日をはさむことにより
心に余裕が出来ますー。
プライベートも充実し、心身ともにリラックスできますー

その結果、作業効率もあがり、アルバイトスタッフさんへの
人当りも自然と良くなるでしょう。

”休むことを喜びに変える” これはとても大事な事です

「休日が欲しい!」と思えるようになれば、
おのずと仕事も早くなるはずです。

今回は店長が2週休二日を目指すにはどうすれば良いか!
これについて書いていきます。

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雇われ店長で週休二日は可能?

答えは可能です。
勿論会社にもよると思いますが、私は2014年4月から
2016年9月まで雇われ店長をしていましたが、
その間、全ての週で週休二日、休んでいます。

勿論、それでお店の仕事が滞っているのであれば
お話になりませんが、
ちゃんと工夫することで、仕事もうまく回るようにできます。

お店の売上・利益は前年を超える月も多かったですし、
店の売上等に影響を出すことなく、しっかりと週休二日で
休んでいました。

他の店舗の店長は休みなしだったり、隔週だったりしている
職場だったにも関わらず、です。

では、どうすれば週休二日休むことができるのか、
それを見ていきましょう。

人材面の調整

まず、人材が揃っていなければ休もうにも休めません。
あなたが休んでいる間にお店を回すスタッフが必要ですからね。

”店長の週休二日”を実現するためには
まず人を揃える。
これが最低条件です。

それぞれ細かく見ていきましょう。

人員調達

まず、人数が確保できていなければ話になりません。
会社側から「これ以上採用するな」と、言われており、人数も足りない場合は
会社に掛け合うしかありませんが、
こういう場合は難しいかもしれません…。

採用はある程度自由にできる会社の場合は、必要な人数採用しましょう。
そして、アルバイト採用の際に大切なことがあります。

それは面接時に”休みたい曜日に入れるかを確認すること”です。

例えばあなたが火曜日と金曜日休もうとしているのであれば
その曜日に入れるどうか面接時に聞きます
(ここで自分が休みたいから、ということは話をしなくていいです。
面接では適当に”火曜日と金曜日 人員が足りてないけど入れるか”
みたいな聞き方で確認して下さい。

そうして、なるべく自分が休日にしようとしている曜日に出勤できる
スタッフを増やしていきます。

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人材を育てる

次に、あなたが休日の日にサブリーダー的存在としてお店を
任せられる存在を育てなくてはなりません。
アルバイトスタッフさんの中に信頼でき、かつ仕事もできるスタッフさんが
居れば一番良いのですが…。

サブリーダーの方には店のカギを預け、店のカギ閉めなども行って
もらうことになるので、あなたの休日に朝店を開けて、夜閉められる人(飲食なら逆かも)
がベスト。フリーターの方などが一番お願いしやすいですね。

どうしても通しでバイトできる人が居ない場合は
オープン~交代まで、交代~閉店までの2ブロックにバイトリーダー的存在を
配置することが望ましいです。

信頼できる人が居ない場合は次に新規採用した際にそういう方を
探してみましょう。

人員配置

次にシフトを組む際。
自分の休みの日は、少し多めに人材を配置することがポイントになります。

例えば最低2人居れば店も回るだろう、という場合は
「3人」配置します。

何故かー?
急に風邪でアルバイトスタッフさんが休んだ場合でも
急に呼び出されずに済むように、保険として人数を増やしておきます。
一人余分に配置しておければ、万一、一人欠勤が出た場合でも
貴方はそのまま休むことができます。

まぁ、人員の余裕が無ければ最低ラインの配置でも良いのですが、
その場合は欠勤(風邪などで)が出たら店に行くことは覚悟
しておきましょう。

会社面の調整

週休二日で休むためには、会社面の調整も必要です。
…どういうことか?

会社というものは、雇われ店長に多くを強要します。
週休二日で休んでいればそれこそ嫌味をネチネチ言ってくることもありますし、
人件費削減、削減と騒ぎ出す可能性もあります。

しかし、これもうまく立ち回ることで静かにさせることが
できますよ^^

人件費について

自分が休むためにアルバイトスタッフさんを多く配置すると、当然、
人件費があがります。
すると、本部の社員や上司が言ってくるわけです。
最近「人件費あがったね」、、と。

勿論お店の利益に余裕がある場合はそれでも良いのですが、
余裕が無い場合は人件費を下げなくてはなりません。

自分が休むために人員を確保したうえで、
人件費をあげない方法。
これはー”他の日を削る”しかありません。

例えば、自分の出勤する日で、
月曜日はお店がヒマだなぁ~と思ったら
月曜日に出勤させるアルバイトさんの数を減らします。

普段、2人アルバイトさんがいる時間帯を1人にしたり…
そんな感じです。

その減らした分を店長自身が休む予定の日に入れるのです。

そうすることで、人件費を上げることなく、
貴方が休みたい曜日の人員を増やすことができます。

ちなみに私の場合もこの方法は使っていました。
私のお店はやろうと思えば一人でもできたので、
人件費的に厳しい時は、自分ひとりで営業して、
そのあとの休日には大量に人を配置している…

なんてこともありました。

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会社の言葉はほどほどに受け流す

会社は基本的に店長には何事もきつく言うものです。
会社側の人間の言うことなど、全て鵜呑みににしていては
店長は1日も休めません。

会社はとにかく利益、数字を追求するのが仕事です。
その為には大げさなことも言います。

なので、会社のいう事は鵜呑みにせず、
堂々と休んでしまいましょう。

休んだことに対して多少の嫌味は言われるかもしれませんが、
それは受け流してください。
で、ないと体も精神も持ちませんよ。。

会社を静かにさせる

店長が週休2日休んでいても会社が何も言わない状況を作り出すー。
これが出来ればいう事はありませんよね。

ですが、これも不可能ではありません。
小売業や飲食店である場合、売上や利益を上げ、
お店を黒字化していれば、恐らくほとんど文句は言ってこないでしょう。

また、何か本部に新しいアイデアを提案したりして、
積極的にお店の事を考えている”姿勢”を見せていき、
「あの店長はいつも頑張っている」という”イメージ”を作るー
(実際に頑張ってなくても、そういうイメージを作れば良いのです)

そうすることで、会社は、あなたが2日間休むことに対しても
何も言ってこなくなります

売上をあげるー
難しいことなので、なかなか簡単には行かない思いますが
これが出来ればより安心して週休二日休めると言うわけです。

私の場合は2年間ずっと週休二日していましたが
何も言われませんでした

仕事面での調整

休みたいーだからと言って、店長としての仕事は放棄してはいけません。
店長としての仕事を全てこなしたその上で堂々と休む。
これが重要です。

と、いうことで最後は仕事面での調整。

貴方が週休二日休むためには
残りの5日間でしっかりと自分の分の仕事を片づけておくことが
大切です。

効率よく動いて仕事を片づける

自分の仕事を中途半端に残したまま休みに入ると
アルバイトスタッフさんからも不満の声が上がる可能性があります。
なので、週五日の勤務でしっかりと徹底的に仕事を片づけておきましょう。

まず、自分にしか出来ない店長業務を完璧に終わらせること
(店長業務を優先して片づけてしまう)

そして、アルバイトスタッフさん達にも上手く仕事を分担して、
自分一人の力ではなく、連携もとって、仕事を片づけてしまいましょう。

あとは休日に、アルバイトスタッフさんあての伝言(仕事などについて)
を残しておけば完璧です。

とにかく作業速度を速めて仕事は定時で終わらせる。
これを徹底させましょう。

引き継ぎ・連絡はしっかりと。

休む前の日、連絡事項があればしっかりとアルバイトスタッフさんに
伝えておきましょう。
また、会わないアルバイトスタッフさんに対しては書置きなどをして
しっかりと仕事内容の引き継ぎなどをしておくことが大切です。

会社が絡んだ仕事、伝言がある場合は、
会社側にもしっかりと連絡・引き継ぎをしておきましょう。
引き継ぎをしていないとトラブルの元になりますから!

どうしても無理な場合…

人員確保、会社の都合、仕事の都合などなど、どうしても週休二日
出来ない場合、まずは1日だけでも休むように心がけましょう。
1回も休まないのと週1回でも休みがあるのでは全然違いますから。。

また、鍵の開け閉めなどをできる人材が居ない場合は
開店直前or閉店直後だけ店に行く(店の開け閉めだけして)感じで
役目を終えたらすぐに帰ってしまいましょう。

休まないとこうなる…

私のアルバイト時代の店長は全く休まない方でした。
しかし、そのせいか、突然眠り出したり、
イライラしているのか、もの凄く気分屋でアルバイトスタッフさんに
当たり散らすことも多い方でした。

その結果、バックレが多発し、アルバイトスタッフさんの入れ替わりが
激しく、また、店の中もどことなく汚い感じでした。

このように、休んで無いことで色々と弊害も生まれるのです。

店長も休む!

雇われ店長を経験して思う事。
それは、工夫をすれば店長でも週休二日休める…ということ。

勿論、簡単なことではありませんが、休みは楽しいものです。

仕事が間に合わないー
人員が確保できないー
会社がうるさいーー

それは行動を起こさないからです。

私の勤務先も必ず週休二日している店長などいませんでしたが
それでもできたのです。

努力すれば必ず、店長でも週休二日休めます。
まずは、休みを手に入れようと努力することから始めてみませんかー?

”休む”のも店長の仕事の一つです

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