店長の店舗異動!異動後の店長が新店舗になじむためのコツ8つ

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店員Kです!

雇われ店長の皆様は店舗間の異動、経験したことはありますか?
雇われ店長だと何かと異動させられたりと、
面倒ですよね…

ただ、雇われ店長である以上、異動を命じられてしまったら、
それに従わなくてはなりません。

…が、異動すれば、今まであなたがいた店舗とはやはり勝手も違うでしょうし、
初体面のスタッフさん達の中で働くことになりますよね。

全く知らない環境で働く。
まぁ、転校生のようなものになるわけです。

そこで、今回は異動後、どうすればスムーズにそこのスタッフさんたちと
信頼関係を築き上げることができるか。

実際に異動を目の当たりにした元雇われ店長の店員Kが
語って行きますよ!

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異動が決まったら…

まずは異動が決まったら、今いる店舗のスタッフさん達に挨拶をしたり、
次の後任の方に引き継ぎをしたりしなくてはなりません。



今回の記事では主に異動先の新店舗で、悪い印象をもたれないためのコツを
書いていきますので、この辺りは簡単にしか書きませんが、
「もう自分の店舗じゃなくなるから」といい加減に放り出すのではなく、
しっかりとやり残しのないように、引き継ぎなどをしていきましょう。

事前に…。

異動が決まると、実際の異動日よりも、前に一度、新しい店舗を
見に来る店長が多いです。
実際に異動した店長は下見に行ってました。

下見兼引き継ぎですね。

その際に、異動先の店舗のスタッフさんと出会ったら、
しっかり挨拶しておきましょう。
下手に、明るい感じがベストです。

下見のうちに、店の構造やシステムなどを事前に覚えておいたり、
その店舗の自分の前任の店長などに話を聞いておけるとなおベストです。

異動後…

異動の日。まずは第1印象がとても大事になります。
第1印象が最悪だと、その後もずっと、そのイメージを引きずってしまいますからね…。

初対面のスタッフさん達には明るく、偉ぶることなく、挨拶することを
心がけましょう。
いきなり挨拶しなかったりとか、
いきない高圧的な態度をとったりだとか…。
こういう人間は論外です。

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①自分色に染めない

やってきて早々、
「このやり方はこう変えて」だの、
「そのやり方は効率が悪いよ」だの、
いきなり”自分色”に染めないようにしましょう。

いきなり”今までのやり方”を否定され、次々と新しいやり方に
変えられてしまえば、もともといたスタッフさんは面白くありません。

私がバイトの立場の時もそう感じました。

ある程度、その店長のことを知った後に
「~~~をこれからはこうしようか」と言われる分には
特に不快な思いはしないと思うので、
新店舗に異動後、いきなり改革に乗り出すのはやめておきましょう。

個人的な感覚ですが、最初の1か月間は
そこに居るスタッフさんとの理解を深めること、
その店舗の雰囲気に慣れることが最優先です。

最初に悪いイメージを持たれてしまうと、以降の
やり取りが大変になるので、ここは気を付けたいところです!

改革はそのあと…

前の店長のやり方から、自分流のやり方に変えていく。
これはある程度必要な事です。

上でも書いた通り、最初はいきなり改革したりせず、
着任後2週間程度過ぎたあたりから、少しずつ進めていきましょう。
本格的に改革を始めるのは着任後1か月ぐらいがベストです。

ただし、前任の店長がとんでもないやり方をしており、
一刻も早い立て直しが必要な場合は、
少し早めるのもアリだと思います。

やってはいけない!

スタッフさんのシフト。これは基本的に前の責任者時代のシフトの組み方を
ベースに、組んでいくと良いです。
もしも変えるのであれば2~3か月かけてゆっくりと。
いきなりシフトの組み方を変えられるとバイトとしては大変困惑しますし、
不満を抱きます。
なので、最初は絶対に手を加えないようにしましょう。

また、古株のアルバイトさんを(自分が採用した人間じゃないからと)冷遇して、
自分で入れたアルバイトさんを優遇したりする行為も危険です。
事実、私がバイト時代の店長にそういう人がおり、
結果的に戦力となる古株のアルバイトさんが辞めてしまいました。。

②最初の印象を大切に。

始めの部分にも書きましたが、第1印象は大切です。

異動先の新店舗には、
あなたより年上のスタッフさんも居るかもしれませんし、
あなたより勤務日数が長いスタッフさんも居るかもしれません。

ただ、どんな方がいるにせよ、
最初は明るくさわやかな印象を与えたいモノです。
特に最初の挨拶はしっかりと元気よくしておきましょう。

また、初日などは慣れない環境で口数が少なくなったり
してしまうかも知れませんが、
なるべくスタッフさんと会話し、気さくに話せるイメージを
つけておいた方が良いです。

いきなりタメ口ではなく、
基本的に最初は敬語でやっていくのが良いです。

③近隣への対応 お客様への対応

新店舗の周りに、別のお店などがある場合、
店長着任のご挨拶に行きましょう。
出来れば初日が良いです。
いざと言うとき、助けてもらえるかもしれませんし、
お店と言うのは、なんでも「繋がり」を作っておいた方が
色々とやりやすくなりますから。

また、接客業である場合「お客さん」からの第1印象も大切です。
「あそこの店長はダメになった」と言われないように
しっかりと親切に接客していきましょう!

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④現場中心がベスト!

色々事務仕事なども異動直後はあると思いますが、
飲食店にせよ、小売業にせよ、なるべく現場(店舗)に出るようにしましょう。

いきなり初日から事務所にこもりがちだと、スタッフさんから
悪いイメージを持たれがちです。
少し無理をしてでも、最初は現場の方に出ておくことです。

店舗に出ていることによって、そのお店の雰囲気もいち早く理解できますし、
スタッフさんたちとの会話も自然に生まれ、打ち解けるまでも早くなるはずです。
お客さんとの交流もできますしね!

⑤覚える!

モノの配置、仕事のやり方、スタッフの名前と性格、常連のお客さん。
これらの事はなるべく早く覚えておいた方が良いです!

最初は何でも勉強と暗記です。

特に一緒に働くスタッフさんの名前は、素早く覚えましょう。
「あ、キミ」とか「あ、すみません」とかではなく、
なるべくすぐに○○さん と呼べるようにしましょう。
人の顔と名前を覚えるのは店舗運営の第1歩ですから!

⑥負の会話(悪口)は厳禁!

着任直後から悪口を言っていると、良いイメージを持たれません。
ここで言う悪口とは、

・前任の店長の悪口
・自分が前いた店舗の悪口
・自分が前いた店舗のスタッフさんの悪口

などなど、
例え会話を弾ませる目的であっても、こういうことを初日から
べらべら喋ってしまえば、
良いイメージは持たれません。

⑦相手の話を聞く

着任初日からいきなり自分の武勇伝(?)を語りだしたり、
自分の私生活をペラペラ語りだしたりされると不愉快なモノです。
なので、初日や数日は、相手の話を聞くことに重点を置くと良いと
思います。

相手からの話を聞いていることで、そのスタッフさんの
人物像なども次第に見えてくると思いますし、
会話しているうちに相手からあなたに対する警戒心も次第に薄れていくとは思います。

⑧良いイメージを作る!

「作る」というと嫌な感じかも知れませんが…
大切な事です。

細かな気配り(作業をさりげなく手伝ったりとか)をしたり、
軽い雑談でスタッフを笑わせたり…

「緊張をほぐし」「良いイメージ」を作る。
これが店長の入れ替わりをスムーズに進める秘訣だと思いますよ。

まとめ

異動直後。
どんな店長でも最初は緊張するでしょうし、不慣れなスタッフ・環境での
勤務は疲れるものです。

けれども、それは新しい店長を迎えるスタッフさんたちだって
同じことです。
今まであったこともない、新店長が来る。
「どんな人だろう?」と緊張するものです。

なので、お互いが緊張している状態。

一刻も早く打ち解ける為にも、上のような行動を心がけて、
早くその店の「一員」になれるよう、努力していきましょう!

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